家族にインフルエンザを感染させないための予防ポイント
例年、11月から年をまたいで3月までの秋から冬になるとインフルエンザが大流行します。
インフルエンザにかかると
- 出社、通学の禁止
- 家族感染
となり、生活に支障をきたすのがほぼ確実。
インフルエンザウイルスを家庭に持ち込まないように、水際対策が必要です。
この記事では、インフルエンザ予防をするために家族で心がけることをまとめました。
この記事の目次
対策①:予防接種をうける
インフルエンザ予防は予防接種なしには始まりません。
絶対に、絶対にうけましょう。
予防接種は全額自己負担で病院によって金額は違います。
加入している保険組合や区市町村が主導で実施している場合、比較的安く受けられるの調べてみてください。
ちなみに、インフルエンザの予防接種は、効果が出始めるのは接種後1~2週間してから。
13歳未満の場合には1ヶ月程度間隔をあけて2回接種する必要があります。
これらを逆算して、インフルエンザの流行ピークに合わせて接種するように調整しましょう。
対策②:外出時にはマスクを着用
インフルエンザウイルスは突然体内で発生するものではなく、外出先からもらってくるケースがほぼ100%。
インフルエンザが流行する時期になると、電車・スーパーなどにはほぼ確実に保菌者がいます。
そういった人からのウイルスを避けるためにも、マスクを着用しましょう。
マスクは金額や機能面でピンからキリまでありますよね。
高機能・高品質マスクの方が良いのは当然ですが、安いマスクでも付けないよりはマシ。
毎日交換して、ウイルスをしっかりとシャットアウトしましょう。
対策③:人混みを避ける
映画館、ショッピングモール、通勤・通学電車など、人混みはウイルスも大量に浮遊しています。
「どうしても」の用事でないのであれば、そういった上記のような人混みには近づかないように気をつけましょう。
もしも行く場合には、この記事で書いている予防対策をいつも以上に入念に行い、可能であれば空いている時間帯を狙って利用するようにしましょう。
対策④:帰宅前に衣類をはたく
これはやっている人が少ないのですが、非常に効果が高い対策です。
冬場はセーターやマフラー、コートなど、ウイルスが付着しやすい素材を身につける機会が多いもの。
何もせずに家に入るということは、ウイルスと一緒に帰宅するのと同じ。
恐ろしいですよね。
ウイルスを家に入れないためにも、玄関から少し離れたところで衣類をはたいておきましょう。
マンションなどでこれをする場合には、他の家の玄関先でやらないように。
巡り巡って、自分自身にウイルスがやってきてしまいますので。
対策⑤:手洗い・うがいをする
幼稚園児、小学生の頃から口酸っぱく言われていることでしょう。
風邪やインフルエンザをはじめとして、病気の予防の基本が手洗いとうがいです。
といっても、指先だけを水で流す横着手洗いでは意味がありません。
石鹸を使用して、
- 爪の間
- 指先
- 手のひら
- 手の甲
- 手首
をしっかり洗い尽くしましょう。
そして、手をキレイにしてから、うがいをします。
うがいは
- 口の中をブクブク
- 喉をガラガラ
- 最後に口の中をブクブク
を意識してくださいね。
そして最後に、蛇口のハンドルを洗うのも忘れずに。
最初にウイルスの付いた手で触っている場所ですからね。
対策⑥:衣類はリビング・寝室に置かない
外出時に着ていたコートなどをリビングや寝室に置いたままという人、結構多いのでは?
外でウイルスを払ったとはいえども、すべてのウイルスが除去できているわけではありません。
人が生活する部屋にはなるべく置かず、
可能であればウイルス除去が期待できる空気清浄機を稼働させた部屋にしまいましょう。
特に寝室に置くのは厳禁。
寝ている状態は無防備です。
口を開けて寝ていて、その隙にウイルスが口腔内へ侵入することが多いのです
対策⑦:規則正しい生活を心がける
ウイルスの完全シャットアウトはほぼ不可能。
体内にウイルスが入ってきても、体に元々備わっている免疫力によって発症を抑えることが可能です。
ですが、免疫力が弱っている状態のときには、インフルエンザが発症する可能性が高まってしまいます。
免疫力が弱まる要因は
- 食生活の不摂生
- 睡眠不足
- ストレス
です。
ストレスを避けるのは日常生活を送る上で難しいかもしれませんが、食生活と睡眠については日頃の心がけでできること。
冬場は特に注意しておきましょう。
おわりに
インフルエンザに感染すると、発熱から感染を避けるための自宅安静を含めて、約5日間がムダになってしまいます。
そして、時間だけではなく、病院での診療・処置費用などもかかってしまいます。
感染してから「予防をしておけばよかった」と後悔する人がほとんど。
予防には、毎日の積み重ねと家族全員の協力が不可欠。
今年の冬は家族で意識統一して、インフルエンザ対策に取り組んでいきましょう。