タミフルでインフルエンザ予防!?予防接種よりも効果的だけど服用方法に要注意
2016/10/31
毎年冬時期になると必ずといっていいほど騒がれるのがインフルエンザの大流行。
インフルエンザにかかると高熱が出た挙句、
感染を防ぐために数日間、通園、通学、出社を禁じられます。
みなさんが通う学校や会社でもそうではありませんか?
私の会社では熱が下がってから3日間、出社を禁じられます。
普通の風邪とは違うウィルス性の病気だからこその処置となるわけですが、
何はともあれ、インフルエンザにかからないのがベスト。
そのために、インフルエンザの予防接種があるのですが、これを超える予防法があるのです。
この記事では、その予防法についてお話したいと思います。
予防接種をしてもインフルエンザにはかかる
今回の冬は予防接種は打ちましたか?
インフルエンザの流行時期は、早くて11月末。
そこから年が明けて、3月くらいまで流行時期は続きます。
この流行期間に感染&発症しないために、
10月末~11月中旬までに予防接種を受ける人が多いのでは?
ですが、予防接種を受けたとしても、100%感染を予防できるものではありません。
じゃあ、予防接種を受ける意味がないのかというとそんなことはないのです。
感染&発症した時に重症化するのを防ぐ効果もあるというのが
インフルエンザ予防接種のメリット。
だけど、「予防できるかもしれない」レベルでは困るという人もいるのでは?
受験生や大事な商談・プレゼンがあるビジネスマンなど、もしも感染してしまったら、
それまでの準備&努力がすべて水の泡になってしまいます。
なんとかならないものなのでしょうか。
タミフルがインフルエンザ感染を防ぐ
話は変わりますが、インフルエンザの流行期に高熱が出たらどうしますか?
まず病院へ行きますよね。
そして、インフルエンザに感染しているかどうかを検査します。
感染が確認された場合、抗ウィルス薬が処方されることでしょう。
抗ウィルス薬には、リレンザやイナビルといった種類がありますが、
「タミフル」が最も一般的。
このタミフルですが、インフルエンザに感染した時に服用するだけではなく、
インフルエンザ予防にも効くって知っていましたか?
4歳の娘がインフルエンザにかかった時に初めて知りました。
ただし、感染した時と予防目的の場合とでは服用の仕方が違うので注意してください。
予防のためのタミフルの服用方法
インフルエンザに感染した場合、タミフルは1日2回の服薬となります。
一方、予防目的の場合には、1日1回の服薬となります。
ただし、服薬間隔に注意が必要です。
24時間ごとに1錠飲まなければいけません。
薬剤師の方から聞いた話では、タミフルの効果は24時間。
その効果が切れてしまうとインフルエンザウィルスが増殖を開始してしまうため、
そうなる前にタミフルの効果を再発現させなければいけないのだとか。
24時間キッカリというわけではないと思いますが、飲み忘れは厳禁。
効果が切れている間に、インフルエンザウィルスが復活してしまいます。
なので、予防目的でタミフルを服用する場合には、処方時に言われた間隔を絶対に守りましょう。
また、最初に服用するタイミングが早ければ早いほど良いということで、
- 「処方されたら、1秒でも早く服用してください」
とお医者さんに言われました。
それだけ、インフルエンザウィルスの増殖スピードは速いということかもしれません。
タミフルの処方箋金額と処方量
前述の通り、タミフルの効果が続くのは24時間。
つまり、インフルエンザウィルスをブロックできるのは、タミフルを服用している期間だけ。
そうなると、どれくらいの量が処方されるのかが気になるところではないでしょうか?
これはお医者さんの判断にもよりますが、
私の場合は予防用として10日分(1日1錠)処方されました。
娘が発症してから、潜伏期間を考えての薬量ということでした。
色々と調べてみると、10日分というのが一般的な処方量みたいです。
また、タミフルの薬代がどれくらいになるかも気になりますよね。
これについてはコチラの記事をご覧ください。
おわりに
娘がインフルエンザにかかったことを機に、
予防用として家族全員分のタミフルが処方された我が家。
お医者さんと薬剤師さんに言われた通り、
ちゃんと24時間おきに10日間、タミフルを服用してみました。
感染した娘を除いて、私(30代中盤)、妻(30代中盤)、息子(2歳11ヶ月)。
結果的には、娘以外は感染することなく無事にやり過ごすことができました。
服用した/しないで同じ家族内で比較実験をしてみたかったのですが、
万が一かかったら一大事。
誰がかかっても不幸でしかありません。
- タミフルはインフルエンザを強烈にブロックしてくれる
その事実だけを胸に、タミフルに感謝したいと思います。