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夏の高尾山 オススメは水を感じる6号路 マイナスイオンたっぷり!

   


手軽に登山ができる上に、ミシュラン三ツ星認定されている高尾山
599メートルの山頂へ行く経路は様々あります。

ケーブルカーやリフトを使ったり、徒歩で登ったり。
徒歩も1~6号路、稲荷山コースと楽しみ方は色々。

四季折々の表情を見ることができます。


そんな中で、高尾山を真夏に登る場合にオススメのコースを紹介します。

真夏は6号路がオススメ

暑い夏の登山で注意しなければならないのが、熱中症

気温が35度近くあり、日差しも強い場合には厳重に警戒しなければ危険です。


ですが、そんな真夏であるからこそ、気持ちよく登れるコースが高尾山にはあるのです。

それが高尾山の6号路

何がオススメかというと、

  • ほとんどが木陰
  • 山肌を流れる水辺沿いを登っていく

という夏だからこそ涼しさを感じられる、マイナスイオンたっぷりの登山コースだからです。

どんなコースなのか、詳しく見ていきましょう。


6号路はどんなコース?

清滝駅から舗装路を行く

ケーブルカーのふとも駅である「清滝駅」の脇をまっすぐ進みます。

高尾山 清滝駅

上の写真だと、左側の方をひたすら真っ直ぐ。
ケーブルカー停車場のすぐ脇に稲荷山コースの入り口がありますが、そこには入らずに真っ直ぐ進みます。

舗装路が続くので「ここで大丈夫なのか?」と思われるかもしれませんが、気にせずに進みましょう。


しばらく進むと下の写真のように分岐する場所があります。

高尾山 6号路

右側の舗装路を進むと「東京高尾病院」に着いてしまいます。
ここは左に進んでいきましょう。


琵琶滝へ

「高尾山琵琶滝水行道場」という石碑が。

高尾山 6号路

ここから登山路が始まります。


少し進めば、小川を右手に見ながら登っていくことになります。
10分ほど歩くと、またもや分岐が。

高尾山 6号路

右側に進めばすぐに琵琶滝に到着。

高尾山 琵琶滝

ここは高尾山薬王院で水行道場の申し込みをすれば入ることが可能です。

残念ながら、普通の登山者は滝の近くまで行くことは不可能。
この場ではベンチで休む程度しか、することはありません。


琵琶滝を奥に進むと、1号路へたどり着きます。

6号路を進む場合には、少し引き返しましょう。


琵琶滝から飛び石まで

6号路に戻り、登山再開。
ここからの区間こそが6号路の醍醐味になります。


先程よりも小川の近くを登っていくため、水の流れる音が何とも気持ちいい。

川に降りられる場所もあります。

高尾山 6号路

ベンチが置かれている休憩場所もありますよ。


滝駅付近の日差しの強さと暑さが嘘のよう。
気温は5度以上低いかもしれません。

マイナスイオンを五感で感じられるはずです。


飛び石で小川を歩く

琵琶滝から40~50分。

飛び石」という6号路の名物スポットにたどり着きます。


途中、大山橋という小さな橋がありますが、そこは琵琶滝と飛び石の中間地点。


さて飛び石はこんな感じ。

高尾山 6号路 飛び石

小川の中を登っていく道です。


石の上を進めば濡れることはありません。

ただし、雨が降った後は石が湿っていてかなり滑るので要注意です。
危ないと思ったら無理はせずに、手前にある稲荷山コースへの分岐路を進みましょう。


飛び石はちょっとスリルがありますが、とにかく気持ちいいです。
水の上を歩くような、そんな感覚。

サンダル持参で水の中を登っている玄人な女性もいました。


最後は5号路で山頂へ

飛び石を過ぎるとなだらかな道。

その後には延々と続く階段が現れます。

6号路で一番キツイ区間です。


先程までの涼しさは残念ながら皆無。

ご年配の方々だけでなく中年の方々も休み休み登るほど。

まさに最後の苦行です。


ここを越えれば山頂をグルリと回る5号路に接続。

山頂はもうすぐになりますよ。


注意すべき点

最後を除いて、とにかく水を感じながら山頂へ向かう6号路。

このコースを選択する場合には以下の点を注意しましょう。

雨が降った当日と翌日は要注意

日陰が多いため、雨が降った後は登山路がぬかるんで滑りやすくなっています。

また小川の水量も増えて、水に流されるような危険も考えておかなければいけません。


琵琶滝付近と飛び石付近で他のコースへ迂回することができますので、無理はしないようにしてください。

春・秋・冬は寒さに注意

真夏の高尾山を登る際にオススメであると最初に書きましたが、それはとにかく涼しいから。


その涼しさは夏場であれば癒やしですが、それ以外の季節は寒さとして襲ってきます。

防寒対策は忘れないようにしてくださいね。

飛び石はお子様・お年寄りは避けた方が無難かも

飛び石は見た目は魅力たっぷりですが、実際に歩いてみると結構危険です。

バランスを崩したり、滑ったりしてケガをしてしまうこともあり得ます。


ご自分の体力と相談して、飛び石を進むかどうかを決めた方が良いです。

お子様がいる場合にも、無理せずに行けるかどうかを判断してくださいね。


おわりに

登山というと、あまり「水」をイメージしませんよね?
ですが、高尾山の6号路は水を感じることができる登山路です。


私が登った日は気温が35度を超える猛暑日に登りましたが、本当に涼しかったです。


そんなわけで、熱中症などが心配で登山に行きづらい夏にオススメの登山コースです。

もちろん、水分補給と暑さ対策は忘れずに。


飛び石の水中を進むために、サンダルを持っていくのも良いかもしれません。


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