子ども乗せ自転車は絶対に電動アシストがオススメ!その理由とは?
乳幼児がいる方、お子様の成長とともに子ども乗せ自転車をどうしようか悩んだことってありませんか?
「どうしよう」とは、
- そもそも子ども乗せ自転車を購入するか
- 人力にするか、電動アシストにするか
といった悩みです。
我が家はマイカーがないため、子ども乗せ自転車を購入するのは必須でしたが、
電動アシストにするかどうかは非常に悩みました。
だって、電動アシストは人力オンリーに比べると5万円以上はプラスになります。
価格にすると、10万円は余裕で超えます。
10万円を切る電動アシスト自転車もあるのかもしれません。
ですが、子供を乗せるという都合上、自転車の安全基準「BAA」に適合したものを選びたいというのが親心。
なので、電動を選ぶのならば、上述の金額は覚悟しておきましょう。
色々悩んで、試乗などもした結果、我が家では13万円ほどのパナソニックの「ギュット・アニーズ」を購入しました。
出費は本当に痛手でしたが、購入から1年半を経過してみると、
- 「あの時、電動アシストを選んで本当によかった」
と思っています。
そして、
- 「人力でのサイクルライフなんて考えられない」
とすら思います。
以上からおわかりのように、人力か電動かで悩んでいるのであれば、私は電動アシスト自転車購入をオススメします。
その理由をこの記事では書いていきたいと思います。
おすすめポイント①:走り出しが安全
子供を乗せると当然のことながら、重量が増します。
重量が増すということは、停車している状態から動き出すのにかかる力が余計に必要ということ。
超単純計算で子供1人あたり10kg。
2人子供を乗せる場合には20kgです。
お米10kgをカゴに積んで走る場合、かなりの踏み込む力が必要ですよね?
それ以上の負荷がかかるのです。
そんな走り出しは、転倒の確率が一番高いタイミングでもあります。
街中で子ども乗せ自転車に乗っているママで、走り出し時にグラついている場合には十中八九、人力自転車です。
自転車に乗っていると、停車状態から走り出すシーンはたくさん。
子供を乗せたまま転倒なんて考えるだけでも怖いですよね。
電動アシストであれば、危険な事故を避けることができます。
プラス5万円、つまり月々2000円程度で家族の安全を手に入れられるとしたら、安いものではありませんか?
おすすめポイント②:向かい風や坂道に負けない
私が電動アシスト自転車に乗って、本当に驚いたのが坂道。
立ち漕ぎなんて一切不要で、悠々と坂道を登っていけます。
子供を乗せている状態で坂道を登る際、座ったまま登りきるのはかなり大変です。
立ち漕ぎは非常に危険ですし、難しい。
そうなると、自転車を降りて、手押しで進むしかなくなります。
子供が乗っている自転車を手押しで、坂道を登っていくのって骨が折れます。
電動アシストがあれば、平然と登っていけるのです。
自宅周辺や普段の移動範囲には平坦な道しかない。
だから人力で十分と言う方がいるかもしれません。
でも、お出かけ先に坂道がないとは言い切れないですよね。
ママ友との自転車お出かけのときに、1人だけ坂道を押して進む姿。
ちょっとシュールです。
おすすめポイント③:ランニングコストは微々たるもの
電動アシスト自転車を購入した場合、不安だったのが
- バッテリーの充電にかかる費用
- バッテリーがヘタった場合の交換費用
というランニングコストでした。
実際に利用して1年半。
結論としては、上記の2つの不安はまったく問題なしです。
まずは、充電費用について。
メーカーのサイトによれば、1回の充電で約10円。
1ヶ月に数回充電していますが、電気代の目に見える上昇はありません。
1回の充電で、普通に運転している分にはトータルで1時間以上はバッテリーが持ちます。
近場の移動であれば、クルマを使うのに比べて格段にローコストとなりますよね。
次に、バッテリー交換費用について。
バッテリーを交換する場合、容量や形式にもよりますが約3万円以上かかります。
これはかなりの金額ですよね・・・
では、現実的にどれくらいの期間でバッテリーを交換しなくてはならないのでしょうか。
パナソニックやブリジストンといった大手メーカーのバッテリーであれば、700~900回の充電に耐えられるとあります。
週に2回(これは結構多め)充電する場合、月に8回。
年間で約100回。
単純計算で5年間はバッテリーが持つと考えられるわけです。
その間に深放電や高負荷運用によりヘタる可能性はあるのですが、4年間程度は交換せずにいられるかもしれません。
そう考えると、子供が1人で自転車に乗れるようになるくらいまではイケそうですね。
以上から、ランニングコストはほとんど気にしなくて良いと言ってもいいでしょう。
おわりに
子ども乗せ自転車の購入検討時には、
- 幼稚園への送り迎え
- スーパーでのお買い物
くらいしか使わないだろうと考えていました。
ですが、子供の幼稚園生活が進むに連れて、付き合うコミュニティはどんどん変わっていきます。
近場の公園へみんなで自転車で行くということもあったり、休日のレジャーなど、
当初の想定よりも子ども乗せ自転車の活躍の場はかなり広がりました。
そう考えると、人力自転車と電動アシスト自転車の差額である5万円は、
- 安全面
- 疲労軽減
- 生活の自由度
という3つの面から、かけたコスト以上のリターンがあるように思います。
この記事で記載した内容が、電動アシスト自転車購入で悩んでいる方の決断材料になれば、とてもうれしいです。