私立幼稚園の通園にかかる費用 保育料だけじゃない雑費にも要注目!
2016/09/13
子供が幼稚園に入園すると毎月のように様々なお金がかかっていきます。
入園料の支払いや制服の購入など、入園前に大きな出費があることは下記の記事で書きました。
今度は毎月毎月、数万円くらいの出費が待ち構えています。
入園前に、
- 「大きな出費は幼稚園の保育料くらいだろう」
と甘く見積もっていると、実際には何割増しにもなってくることだってあり得ます。
実際に幼稚園に通園し始めると、どんなお金がかかるのか、項目ごとに見ていきましょう。
保育料
まずは幼稚園に通園する際、否応なしにかかる月謝です。
年齢によって金額は変わるのですが、私の子供たちが通う幼稚園の場合は
- 3歳児 :27000円
- 4歳児以降:25000円
となっていました。
3歳児というのは、3年保育の場合の初年度、年少さんが該当します。
年中になれば、25000円という授業料に下がるというもの。
金額の差異は、年少の場合、
クラスを受け持つ先生が2名いることによる人件費面での差だと考えています。
ちなみに、公立幼稚園の場合、
月額6000円~8000円程度という幼稚園が多いのではないでしょうか?
それと比べると約3~4倍。。。
私立幼稚園だからこそ、教育的な面で上回っていることを願いたいですね。
冷暖房費
冷暖房費は通年でかかるわけではありません。
エアコンで年中温度管理をしているセレブ幼稚園があれば別でしょうが。。。
幼児の健康を考慮して、大概の場合、
冷房は7月、9月。
暖房は11月から年が明けて3月くらいというのが一般的のようです。
娘の通う幼稚園の冷暖房費は2400円でした。
使用した月は一律で2400円。
1クラス20~30人いる教室で、1ヶ月一人当たり2400円。
1クラスでの徴収額が5万円を超えることになります。
たとえ、幼稚園全体の冷暖房費を各園児からの集金でまかなっているとしても、
これは集めすぎですよね。
冷暖房の修繕費にまわしたり、幼稚園の維持費に補填しているのかもしれません。
冷暖房費は幼稚園によっても違うので、参考までに。
教材費
幼稚園ではお遊戯をしたり、園庭で遊ぶだけではありません。
保育図書やシールブックなどを使って、ちょっとしたお勉強をすることもあります。
ほかにも、自然体験や英語学習など、園児たちのお勉強に関わる費用は基本的に実費です。
うちの場合、絵本はだいたい400円程度。
自然体験は毎月行われることはないですが、1000円程度かかっていました。
こればかりは幼稚園や学習内容によるので何とも言えません。
給食費
毎日お弁当持参の幼稚園ならば、給食費はありません。
私の子供が通う幼稚園は、週4回の給食があります。
この給食は、地域の給食センターから配達されるお弁当のような内容です。
1食300円程度という換算です。
給食室があって、作りたてのご飯が食べられる、そんな幼稚園は稀でしょう。
大概が給食センター利用だと思うのですが、
冷めた食事に300円というのはどうも。。。
幼児の食べる量なんて、たかが知れていますから。
バス代
子供が通う幼稚園では月額4000円。
1日あたり往復で200円。
安いようで、高いような、まぁ妥当な金額ですね。
通園バスを使わない園児には関係のない金額です。
保護者の会
幼稚園によって違うかもしれませんが、
子供の通う幼稚園では、各クラスの保護者から委員を選出し、幼稚園行事のサポートを行います。
そういった保護者の会に対する維持費が毎月500円かかっています。
使用用途は、
- 委員たちの打ち合わせ場所代(喫茶店とか?)
- 必要物品の購入
のようです。
その他
他にも細々と出費があります。
園管理費
子供が通う幼稚園では徴収されていませんが、毎月定額でかかるところもあるようです。
延長保育
通常の保育時間を超えて、子供を預かってもらうために必要な費用です。
こちらは1回300円程度。
託児所などに預けるのに比べたら格段に安い費用なので、
パートをしているお母さんたちは重宝しているそうな。
子供の面倒をみたくないから、
パートをしていない専業主婦が毎日これを利用しているなんてケースもあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
我が家の年少の娘の場合、
- 保育料 :27000円
- 冷暖房費 : 2400円(使用した月のみ)
- 教材費 : 400円(実費支給)
- 給食費 : 4000円(給食支給日数による)
- 保護者会費: 500円
合計で35000円ほどが毎月のように出て行くんですね。
この記事を書いて、改めて金額の大きさに驚きました。
入園前は、保育料という金額の大きい項目のみが注目されて、
その他の雑費に注意が向かないようです。
かく言う私もその一人でした。
来年は息子も入園するので、倍額。。。
収入は変わらないので、大変です。
私のように知らずにいると、
いつの間にかお金がなくなってしまうことになるかもしれません。
事前にある程度の額は把握しておきましょう。