赤ちゃんをインフルエンザから守る5つの予防ポイント
秋後半から冬になると様々な病気が流行し始めます。
その中でも特に強力なのが「インフルエンザ」。
言わずと知れた冬の病気の王様です。
体の小さい赤ちゃんが感染してしまうと大変。
40度を超える熱が出て苦しんでいる姿を見ると、生きた心地がしません。
できることならば子供が小さいうちはインフルエンザにかからないように心がけたいものです。
この記事では、赤ちゃんをインフルエンザ感染から守る5つの予防策をまとめています。
ポイント1:帰宅後に手を洗う
インフルエンザを予防するためには、
家の中にウイルスを持ち込まないことが何より大事。
もはや定番ですが、外出後の手洗いは絶対に欠かしてはいけません。
インフルエンザウイルスは消毒により滅菌することができるため、石鹸やアルコール消毒液などを使用して、しっかりと除菌することが大切です。
ただ、赤ちゃんの場合に悩みどころとなるのが、月齢が浅いと手洗いができないという点。
洗面所へ連れて行っても、なかなかうまくできないですよね。
そんなときには、お湯で絞ったタオルで手をキレイに拭くだけでもOK。
手の平だけではなく、手の甲や手首もしっかりと拭いてあげましょう。
ポイント2:鼻や口を清潔にする
インフルエンザウイルスは口や鼻からの感染がメイン。
なので、「外から帰ったらうがい」というのが口酸っぱく言われ続けています。
ですが、赤ちゃんはうがいができません。
じゃあ、どうしたらいいのか。
解決策は、
- 鼻と口のまわりを拭く
です。
お湯で絞ったタオルやガーゼで問題ありません。
手を洗う or 手を拭いた後に、鼻と口も拭いてあげましょう。
赤ちゃんは顔の周りを触って、なんでもかんでも触って、しかもその手を口に持っていきます。
なので、この効果は大きいですよ。
可能であれば、外出時にも適度に拭いてあげることができればいいですね。
赤ちゃん用のウェットティッシュを持ち歩くのも良いです。
ポイント3:湿度と換気に気をつける
ウイルスは乾燥した空気の方が活発になりやすいという特徴があります。
インフルエンザウイルスも同様。
のどや鼻の粘膜が乾いた状態だと、ウイルスが体内に侵入し感染しやすくなります。
なので、加湿器などを利用して室内の湿度を50%以上に保つようにしましょう。
フライパンやお鍋にお湯をはって、数分間沸騰させるのも良いです。
インフルエンザだけではなく、風邪も予防できるので加湿の効果は絶大です。
また、部屋の空気が淀んでいるのも良くありません。
定期的に換気をして、部屋の空気を入れ替えることも大切。
換気をすると湿度も下がってしまいますが、もう一度加湿するのをお忘れなく。
ちなみに部屋の湿度を上げると、体感温度も上がるので一石二鳥です。
ポイント4:人混みに近づかない
人が多く、混雑する場所ほど感染リスクが高まります。
- 通勤・帰宅時間帯の電車
- ショッピングモール
- 児童館
などは要注意。
特に、小さな子供がたくさん集まる児童館などはウイルスのデパートと言っても過言ではありません。
私も子供を連れて11月くらいに児童館へ遊びに行ったら、みんなゴホゴホ、鼻水ダラダラ。
これはヤバイ!と思って一目散に帰宅しました。
どうしても病院に行かなければならない場合、朝イチなどの空いている時間帯を狙いましょう。
診察待ちで長時間、待合室にいるのも危険です。
ママ友同士のコミュニティなどを活用するか、病院に問い合わせて、あらかじめ空いている時間帯を把握しておくのも良いですね。
ポイント5:予防接種を受ける
インフルエンザ予防に不可欠なのが予防接種。
生後6ヶ月から接種できるので、可能であれば受けた方が良いでしょう。
予防接種により、100%予防できるわけではありません。
ですが、感染した際の症状が重症化しないという効果があります。
ちなみに、インフルエンザの予防接種は任意接種。
ということで、費用は全額自己負担となります。
金額も2000円~10000円と、病院や接種場所によってバラバラなので、事前に確認しておくことをオススメします。
おわりに
赤ちゃんがインフルエンザにかからないための5つのポイントをまとめました。
予防接種を除けば、毎日の心がけと習慣でできるものばかり。
なんですが、赤ちゃんと一緒にいるママにとっては結構負担で面倒なものなんですよね。
でも、赤ちゃんがインフルエンザになってしまうと
- もっと予防しておけばよかった
と必ず後悔します。
毎日の積み重ねが、かわいい赤ちゃんの元気な冬時期の生活につながると我慢して継続していきましょう。