高尾山山頂から小仏城山経由で相模湖へ 照手姫の水鏡も立ち寄り
2016/09/08
京王線高尾山口駅から1号路を通って高尾山山頂に到着。
そのまま高尾山ルートを下山するのも良いのですが、奥高尾方面へ行くことにしました。
こちらのルートは人が少なくて、山の静けさ・空気を満喫するのにオススメです。
ただし、小仏峠から相模湖方面へ行く場合には私の通ったルートはイマイチでしたが・・・。
ルート検討をする際の参考になれば嬉しいです。
高尾山山頂を奥高尾方面へ下る
高尾山山頂を満喫した後、陣馬山や景信山方面へ向かう奥高尾ルートへ。
ちょっとわかりづらい場所にポツンと下り道があるので見落とさないように気をつけましょう。
上の写真の右奥です。
立て看板には各方面への目安時間が。
- もみじ台・・・・ 10分
- 一丁平・・・・・ 30分
- 小仏城山・・・・ 60分
- 景信山・・・・・120分
- 陣馬山・・・・・5時間
ルート検討に役立ちますね、ありがたい・・・。
この立て看板の脇をを下っていきます。
もみじ台から一丁平へ
山頂を下って5分ほどで、もみじ台に到着。
秋には紅葉がキレイとのことですが、この時は夏。
ただひたすらに鬱蒼と茂るのみ。
もみじ台には「細田屋」というお店が。
そば、おでん、なめこ汁など種類も豊富。
ちょっと先に進んだ場所にトイレもあるのですが、昔ながらの山のトイレという感じで臭い・・・。
ここからは丁寧に手入れされた下り&上り道を進んでいきます。
途中で、大垂水峠と一丁平方面への分岐点があります。
「一丁平みんなの広場」は、気分をリラックスさせてくれる不思議な場所。
ここのトイレはしっかりとした作り。
さらに進んでいけば、一丁平に到着。
晴れていれば、かなりの眺望が期待できますが、この日はガスっていました・・・無念。
一丁平から小仏城山
一丁平を後に進んでいきます。
特に見どころもなく、ひたすら進むのみ。
そして、たどり着くのが「小仏城山」。
ここには休憩所があります。
「城山茶屋」と「春美茶屋」の2店があるのですが、
前者は神奈川県、後者が東京都と県境で分かれています。
ここでは名物のなめこ汁(250円)をいただきました。
味噌味ではなく、醤油味。
絶妙な塩気と豆腐・なめこがたまらなくおいしい。
汗をかいて疲れた体に染み渡ります。
かき氷やコーヒー、カップラーメンなどが販売。
山の上で食べるカップ麺って、地上の数倍おいしいんです。
一休みしたら次へ進みます。
小仏城山から小仏峠
小仏城山から下り道。
ここからは足元の雰囲気もガラリと変化。
地表に出た木の根を利用して下っていく必要があります。
気をつけながらグングン進んでいきます。
特に見どころなく、小仏峠に到着。
何だか、廃墟となったような異様な雰囲気。
ここを起点に
- 相模湖方面
- 景信山、陣馬山方面
と分かれていきます。
小仏峠から底沢バス停
今回は相模湖方面を目的にしているため、
「底沢バス停」へ向かって進んでいきます。
写真の奥に続く道。
ここからはひたすら山道になります。
そして、人気がまったくない。
小仏峠から下山するまでの30分以上、誰とも会いませんでした。
看板に従っていけば、舗装された道路に出ます。
中央道が見えれば一安心。
下の写真の左手が底沢バス停・相模湖方面、右手奥に進むと七ツ淵。
せっかくなので、照手姫の水鏡がある七ツ淵に寄り道。
(「照手姫」についてはググッてみてください)
七ツ淵に寄ったら、来た道を一旦戻らなければいけません。
疲労のピークに達していたならば、七ツ淵は諦めた方が良いです。
一旦先ほどの分岐地点に戻って底沢バス停方面へ。
途中、数軒の民家の脇を通り、JRの線路下をくぐったりしながら進んでいきましょう。
歩くこと約30分、ようやく底沢バス停に到着です。
底沢バス停から相模湖
さて、ここからバスに乗れば相模湖まではあっという間に到着できるのですが、
せっかくなので小原宿を見ながら歩いて行くことに。
小原の郷。
小原宿の町並み。
相模湖ダム。
底沢バス停から歩いて約30分ほどで、相模湖駅に到着しました。
本日の道程、無事に終了です。
道程のまとめ
この日は、京王線高尾山口駅に午前8時に到着。
そこから、高尾山1号路を歩いて山頂へ。
山頂に到着したのが午前9時半。
山頂からは小仏峠を経由して相模湖に。
小仏峠に到着したのが午前11時頃。
相模湖駅に到着したのが午後1時頃。
約5時間の道のりでした。
「東海自然歩道 甲州道中コース」なるものを通ってきましたが、振り返ってみると
小仏峠以降はただひたすら歩くのみで、あまり見どころはありませんでした。
次回は相模湖方面へ行く場合には、弁天橋経由で行ってみたいと思います。