赤ちゃんの肌荒れ悪化の目安 早めの対処で肌トラブルを防ぐ!
赤ちゃんの肌は刺激に弱く、ちょっとしたことで肌荒れが起こります。
一口に肌荒れと言っても、症状は様々。
この記事では赤ちゃんの肌荒れの目安をまとめておきます。
状態を見極めて、適切な対処をしましょう。
第0段階:ツルツル、スベスベ
化粧品のCMなどで「赤ちゃんのような肌」と言うのを聞いたことがあると思います。
ツルツルでスベスベでモッチモチ。
触っていて気持ちいいですよね。
この最高の肌の状態をしっかりと把握しておくことが肌荒れ予防の第一歩。
そのためにも、赤ちゃんとのスキンシップを忘れずに行いましょう。
気をつけなければいけないのが、普段目にしやすい場所だけではなく、
- 髪の毛の生え際
- 耳の付け根
- 腕・脚の関節やくびれ部分
- 指の付け根
といった部分もチェックしましょう。
これらの部分は見落としやすい部分であるだけでなく、肌荒れが起こりやすい部位でもあるんです。
第1段階:触るとカサカサ、ザラザラ
肌荒れの初期段階が、カサカサしたりザラザラした状態。
よーく見るとわかる場合もありますが、触らないと気付けないケースがほとんど。
この状態であれば、市販の赤ちゃん用ローションやクリームの保湿剤を塗って様子を見るだけで大丈夫でしょう。
乾燥する季節にはよくある肌の状態。
この段階で止めることができれば、赤ちゃんの肌にも負担が少なく、ママの負荷も小さくて済みます。
第2段階:白っぽく粉を吹く
ここからは見た目でわかる症状になってきます。
白っぽく粉を吹く状態は、かゆみが強くなってきます。
赤ちゃんが頻繁にかゆがり、グズることも。
お風呂の後は特に、粉を吹いた部位をかく仕草が見られます。
この段階になるとローションやクリームを塗るだけではなく、症状や部位に応じたケアが必要です。
初めて症状が出た場合には、病院へ行って対処方法と処方薬をもらうのが良いでしょう。
2回目以降であれば、初回の対処方法を参考にできるかもしれません。
第3段階:赤い湿疹ができる
常にかくようになり、かさぶたや血がにじむようになることも。
赤い湿疹ができてかゆがっている場合には、肌荒れがかなり進んでしまっています。
冬場は第1段階から段階的に症状が進んでいくことがほとんど。
一方、夏場は汗をかいてムレることで、突然この状態になることも多いです。
小児科や皮膚科を受診して、薬をもらうようにしましょう。
第4段階:ジュクジュクする
ここまで症状が進んでしまったら、すぐに病院へ行きましょう。
保湿剤が合わない、もしくは保湿剤が強すぎることによって、第1段階から一気にこの状態になってしまうことも。
市販の薬を塗るのはやめておいた方が無難です。
かきむしって症状を悪化させないように、赤ちゃんの手にミトンを付けるなどの対応をしてあげるのがオススメ。
おわりに
冬場は乾燥、夏場は蒸れ。
暑くても寒くても、赤ちゃんの肌トラブルは尽きません。
私の子供も2歳になる頃までは、保湿剤や軟膏を塗る機会がとても多かったです。
「肌が荒れてきたな」と早く気付ければ、当然ながら治りも早くなります。
お風呂に入るときや着替えのときなど、赤ちゃんの肌状態チェックを忘れずに。
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