子供の表情が劇的に変わる8つの写真撮影術 意識するだけでガラリと変化
2016/09/13
子供が生まれると、一気にカメラが活躍するようになります。
夫婦だけの時に比べると利用頻度は飛躍的に増えます。
そして、撮影枚数も飛躍的に増えることでしょう。
ですが、撮影した写真を見返してみると、
- 「どれも同じような写真ばかり」
と思ったことありませんか?
撮影場所が違っていても、なんだか似たり寄ったりな印象だったり・・・。
そんな方は、この記事で紹介するいくつかのポイントを意識して撮影してみましょう。
ほんの少しの意識の違いだけで、今までとは全然違う印象の一枚をカメラにおさめることができるかもしれません。
この記事の目次
すぐに実践できる5つの方法
ポイント1:日光を活用
動きまわったり、同じ姿勢や表情を続けることが難しい子供の写真撮影では、
シャッタースピードがモノを言います。
高性能カメラを持っているのならばともかく
普通のデジカメやスマホでの撮影をする際には、太陽の光を活用するようにしましょう。
そうすることで、ピントも合いやすく、シャッタースピードも速くなります。
撮りたい瞬間をカメラにおさめることができるはずです。
ポイント2:低い姿勢で撮影
写真撮影の際、立ったまま撮影していませんか?
立ったまま、つまり、大人の目線で撮影をすると、上からのアングルになってしまうため、
子供の自然な表情が撮りづらくなってしまいます。
さらに、子供はカメラのレンズを見るのが苦手。
どうしても撮影者の顔を見てしまいます。
なので、カメラの位置を下げるだけでは意味がありません。
カメラと一緒に撮影者自信もしゃがんで、姿勢を低くするのが大切です。
たったこれだけのことで、驚くほどに子供の自然な表情をゲットできます。
ポイント3:おもちゃで遊んでいるタイミングを狙う
カメラを意識させずに撮影する定番テクニック。
おもちゃやぬいぐるみなど、子供が大好きなもので遊ばせながら写真を撮るのです。
ただし、ただ渡すだけでは意味がありません。
最初は一緒に遊んで、子供を夢中に、そしてリラックスさせることが大切。
くれぐれも、おもちゃを渡してすぐにカメラを構えるのはやめておきましょう。
ポイント4:フラッシュを使い分ける
カメラのオート機能を使っていると、
屋内やちょっと暗い場所ではフラッシュが自動的に発光してしまいます。
不自然な光になって、子供の顔色が良く見えなかったり、背景が暗くなってしまったりと
マイナス印象になるケースが多いもの。
あえて、発光禁止にして撮影してみるのも手です。
その場合には、シャッタースピードが遅くなるので、手ブレしないように気をつけましょう。
ポイント5:背景に気を配る
なんだか写真にインパクトや躍動感がない。
そんな場合には、背景に気を配ってみてはいかがでしょう?
背景に色が溢れていると、子供自体の印象が薄れてしまって、ノベっとした一枚になってしまいます。
カラフルな背景の場所を避けるのがオススメ。
また、背景に緑が入ることで子供がイキイキとした写真になりやすいですよ。
ちょっとの手間でグンと良くなる3つの方法
ポイント6:背景をぼかす
テレビCMなどでよく見るのが背景をぼかした写真。
なんでもない写真が一気にオシャレで柔らかい印象の一枚になりますよね。
普通のデジカメでも背景をぼかすことはできるにはできるのですが、思った通りにならないのが実情。
一眼レフ、もしくはミラーレス一眼だと効果的な背景ぼかしが可能です。
子供の成長過程を記録に残すためにも、一台用意するのは十分にアリかもしれません。
ポイント7:プラス補正を意識する
普段、写真撮影をする際には露出補正を意識することはないかもしれません。
むしろ、「そんな機能あったの?」という方が多いかも。
子供が白っぽい服を着ている時には、露出補正をプラスにしてみてください。
特に屋外での撮影時に効果を発揮します。
今までの写真とは全然違う雰囲気の一枚になります。
ポイント8:望遠レンズを活用
子供の写真を撮るときには、いつも近くで撮影していませんか?
子供の面倒をみながらだと仕方ないですよね。
でも、もしも、誰か撮影者以外に面倒をみてもらえる人がいるのであれば、
遠くから望遠レンズを使ってみましょう。
至近距離で撮影していると、子供はカメラを意識してしまいます。
どこかぎこちない、普段の笑顔とは違う表情になりがち。
望遠レンズを使って遠くから撮影することで
- 「撮影されてる」
という意識をなくすことが可能になります。
何かに夢中な子供の姿をおさめられるチャンスが増えるはず。
おわりに
子供を撮影する際にポイントとなる方法を8個挙げました。
意識するだけで実践できる5つの方法。
- 日光の活用
- アングル
- おもちゃの活用
- フラッシュ使い分け
- 背景
そして、少しだけ手間がかかる3つの方法。
- 背景ぼかし
- プラス補正
- 望遠レンズ
ここに挙げたポイントは、ほんのサワリです。
まずはお手持ちのカメラの機能をしっかりと勉強してみましょう。
取り扱い説明書も良いのですが、高機能機種であれば専用の書籍などが販売されています。
もっと腕を上げたい場合には、プロカメラマンが教えてくれるノウハウ集もオススメです。
参考情報
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ちょっと高いですが・・・。