日立の加湿空気清浄機のウリは?クリエアシリーズの特徴
空気清浄機といえば、思い浮かべるメーカーはどこでしょう?
おそらく、
- シャープ
- パナソニック
- ダイキン
を挙げる方がほとんどではないでしょうか。
シャープは「プラズマクラスター」で、
空気清浄機ブームの火付け役とも言える存在。
パナソニックは「ナノイー」でシャープを追いかけている印象ですよね。
さらに、空調に力を入れているダイキンの「ストリーマ」技術が有名です。
そんな中、日立もこの3社に負けない特徴を持った空気清浄機を製造しています。
この記事では、日立の空気清浄機について詳しく書いていきたいと思います。
日立の空気清浄機って?
- 「日立って空気清浄機出してたの?」
そんなふうに思った方、いませんか?
実際、家電量販店では前述のシャープ・パナソニック・ダイキンに押されて
ポツンと展示されていることが多いようです。
やっぱり、「プラズマクラスター」とか「ナノイー」とか「ストリーマ」とか
カタカナで言われると効果がありそうな気がしてしまいます。
まるで仮面ライダーの必殺技みたい。
じゃあ、日立のウリって何があるの?
そう聞かれたら、何が思い浮かびますか?
なんだっけ・・・
思い浮かばない・・・
そう、ある意味、それが正解です!
日立の空気清浄機クリエアシリーズ
先に言っておくと、日立の空気清浄機のシリーズ名は
- クリエア
です。
このクリエアシリーズ、先ほど「ウリはない」ような言い方になってしまいましたが、
ウリがないわけではなく、必殺技がないだけなんですね。
日立の加湿空気清浄機の特徴は
- フィルターの力で汚れやニオイを捕らえる
- フィルターの自動お掃除
- 強烈な集塵力
の3つです。
それぞれ詳しく説明しましょう。
フィルター
空気清浄機にはフィルターが付き物ですが、
クリエアシリーズのフィルターは
- 脱臭フィルター
- アレルオフ微細じんHEPAフィルター
の2つが空気清浄に関わるキモの部分。
この2種類のフィルターでPM2.5やウイルス、花粉などの微細粒子をキャッチ、
アンモニアやタバコ、生ごみ、料理で発生する嫌なニオイを取り除きます。
しかもこの2種類のフィルターは10年間交換不要。
脱臭フィルターに関しては、水洗いすれば脱臭力が回復するという代物です。
吸い込んだ空気を徹底的に綺麗にする、そんなコンセプトです。
自動お掃除機能
汚れやニオイを吸い込む2枚のフィルターの手前には、ステンレスプレフィルターを設置。
このフィルターには自動お掃除ユニットがあり、48時間ごとに1回起動。
ブラシでホコリを取り除くという機能が備わっています。
空気清浄機って、吸い込んだホコリがすぐにフィルターにたまるんですよね。
そのホコリのせいで、吸引力が下がって機能が低下してしまうんです。
それを定期的に取り除けばいいのですが、
それが面倒な方にとっては、お掃除ランプがついていても、見て見ぬふりをしてしまうんです。
かく言う私もその一人。
なので、手間をかけたくない人にオススメです。
強烈な集塵力
日立の空気清浄機の最大の特徴、それは集塵力にあります。
他のメーカーの吸気風量が最上位機種で8.5㎥/分程度に対して、
クリエアは11㎥/分という値。
他メーカーを圧倒するこの吸引力で、
部屋の空気を吸い込み、
吸い込んだ空気を高性能フィルターを通して綺麗にしよう。
これこそが日立の空気清浄機の真骨頂。
プラズマクラスターやナノイーなど、
化学の力をつかった空気清浄機に対して、
クリエアは物理の力を最大限に使った空気清浄機と言えます。
技ではない、力。
力こそがすべて。
そんな昭和の男らしい印象ですね。
まとめ
日立の空気清浄機「クリエア」の特徴についてまとめてきました。
特筆すべきは、
- 自動お掃除機能のおかげでメンテナンスの手間が大幅に減る
- 圧倒的な集塵力でお部屋の空気を綺麗にする
という2点。
プラズマクラスターやナノイーといった目に見えない何かが出るわけではないので、
故障したかどうかがわかりやすいのも良い点です。
目に見えないのでは、その効果すらわからないですから。
プラズマクラスター発生器が壊れているのに、何年間も使用していた
なんてことはよくある話。
その点、クリエアはわかりやすいです。
集塵力が落ちてきたのがわかれば、機能が低下していることが明確ですから。
この単純な強さが日立の空気清浄機の特徴となります。