初めてのエアコンクリーニング体験記 数万円かけてもやる価値あり!
2018/08/16
夏の快適な生活の必需品といえばエアコンですよね。
暑い夏だと使用頻度がどんどん増えていくことでしょう。
そうなると気になるのがエアコン内部の汚れでは?
フィルター掃除をこまめにやっていたとしても、内部にはカビが発生しています。
そんな状態でエアコンを使っていると、カビを撒き散らしているのと同じで健康に悪影響があるとか言われますよね。
子供がいるご家庭では心配になりますよね。
なんとかしてエアコン内部を掃除しなければいけません。
業者だと数万円するエアコンクリーニング。
自分で掃除するという選択肢もありましたが、私は意を決して業者に申し込むことにしました。
結果的には、
- 業者に頼んでよかった!
となったわけですが、私の初めてのエアコンクリーニング体験記をまとめておきます。
「エアコンクリーニングをするかどうか」を迷っている方の背中を押せれば嬉しいです。
この記事の目次
掃除前の我が家のエアコンの状態
うちで使っているエアコンは使用歴8年。
リビングで使用するメインエアコンなので、
- 電気代節約
- 汚れにくい
ことを重点に置いて、奮発して購入しました。
確か、15万円近い金額だった気がします。
これだけ高い買い物だったので、できる限り長く使いたい!
ですが、
- ホコリだけではなく油汚れもある(キッチンが近いので)
- 電源を入れた直後は、カビの嫌なニオイが吹き出してくる
- 電源を入れていない状態でも、エアコンの下ではカビ臭がすることもある
という状態でした。
安いものを買っていたとしたら、買い替えも検討するくらいな状態なのですが、さすがにまだまだ使用しないと元は取れません。
カビ臭さは2年前くらいから発生していたかな・・・。
ずっと掃除しなきゃと悩んでいました。
実際のエアコンの写真を載せておきましょう。
掃除前はこんな感じ。
汚いですね・・・。
カビがついていたり、油とホコリがついていたり。
これが最終的にどうなるのか、乞うご期待です。
自分で掃除? or 業者に依頼?
最近、ドラッグストアやホームセンターなどではエアコン掃除用のスプレー缶が売られています。
自分で掃除をする方も増えてきているみたいですね。
ですが、私は自分で掃除をしない方が良いと思っています。
その理由はこちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
頼んだ業者と金額は・・・
エアコンクリーニングは様々な業者がやっています。
有名なところでは、ダスキンでしょうか。
おそうじ本舗もありますね。
(おそうじ本舗はあんまり評判が良くないみたいですが)
業者選定については以下の記事をご覧ください。
注意点などを思いつく限り書いています。
さて、私が頼んだ業者はというと・・・。
生協の宅配「コープデリ」で掲載されていたエアコンクリーニングに申し込みました。
ちなみにコープデリで申し込んでも、結局は提携している業者がやってきます。
残念ながら、掃除の品質はその業者の腕次第。
ですが、「何か問題があれば生協に文句を言えるのでいっか」という軽い気持ちで申し込みをしました。
金額は「お掃除機能付き防カビ仕上げ」で20520円。
ダスキンに比べると5000円くらい安いかもしれません。
エアコンクリーニングの内容
作業順序
やってきた業者の方は一人。
以下の手順で作業をしていました。
- 床の養生
- 周辺の養生
- エアコンの状況確認
- エアコンの分解
- エアコン本体に専用カバーの取り付け
- 分解した部品の掃除
- 洗浄液で掃除
- エアコン組み立て
- 片付け
掃除の様子
エアコンの部品はお風呂場で洗浄。
(あ、お風呂場を使われることが多いので、片付けはお忘れなく!)
エアコン本体の洗浄は、ゴシゴシこすって掃除するのではなく、ポンプ式噴霧器でとにかく洗浄液を吹きかけているだけ。
ケルヒャーのような高圧式ではありません。
こんなので掃除できているのか?と最初のうちは疑いの目で見ていました。
しかし、しばらくすると下の写真のように黒い液体が垂れてくるように!
これが洗浄液の効果!
カビやらホコリやらがどんどん流れているのです。
ゴシゴシこすって洗っているわけではなく、ただポンプ式噴霧器で洗浄液をかけるだけでここまで落ちるんですね。
写真は撮り忘れましたが、下に置いてあるバケツには黒い液体が溜まっていました。
(CMとかでよく見るやつと同じです)
まさに、エアコンの丸洗い!
おそらく、自分でスプレーを使ったとしたら、ここまでの掃除は無理でしょう。
作業音と作業時間は?
洗浄中の作業音についてですが、手動で圧力を加える噴霧器をつかっているときは静か。
電動のポンプを使うタイミングだけ、電動音がしていました。
掃除をしている脇で妻と普通に会話をすることができる程度の音なので、近隣への迷惑などはほぼ皆無でしょう。
夜中に作業するわけではないですし。
作業時間は準備から片づけまでの業者滞在時間が1時間15分程度でした。
エアコン1台につき、2時間程度想定しておけば間違いないはずです。
エアコンクリーニング後の状態
フィンの部分についていたホコリは、ここまで落ちていました。
ちょっと大きいホコリが中央についていますが、こびり付いていた細かいホコリがなくなっています。
エアコン吹出口のカビもなくなっています。
目に見える部分はこんな感じですが、大事なのはニオイですよね。
業者の方には
- 「掃除前のエアコンの状態によっては、ニオイが完全になくならない可能性がある」
と言われていました。
「そんなん聞いてないよ!」と心配になりましたが、いざクリーニング後にエアコンを使ってみるとカビ臭さは皆無。
起動直後でさえ、無臭。
さらに、エアコンの効き具合も良くなったような気がします。
ホコリが取れたのが大きいのかもしれませんね。
こうして我が家のエアコンはピカピカになったのです。
ちょっとした問題が発生
さてエアコンはキレイになったのですが、問題が起こりました。
エアコンからの水漏れです。
掃除後に、「内部に残った水が少量垂れる場合がある」と業者の方から注意事項として知らされました。
すぐにおさまるとのことだったのですが、1週間続いたのです。
結局、業者の方に連絡して点検・処置していただいて、水漏れはなくなったので今は何の問題もありません。
水漏れ問題の詳細については別の記事に書いています。
おわりに
とにかくエアコンがキレイになりました。
2万円という決して安くない金額でしたが、快適で健康的な生活を送れることを考えればやる価値は十分にあると思います。
業者としても、コープデリで申し込んでよかったです。
アフターサービスもしっかりしていましたし。
「2~3年程度で掃除をするのが良い」と担当の方に言われました。
その間隔で2万円程度がかかると考えると微妙なのですが
- カビ臭さがなくなる
- エアコンの効きが良くなる
という健康面と電気代に効果があることを考えると悩ましいところです。
エアコンの状態によっては、もうちょっと間隔をあけてもいいのかもしれませんね。
どちらにしても、業者にエアコンクリーニングに頼んで大正解でした。
ただし、決して安くない金額を支払うのですから、ちゃんと業者の方には掃除してもらいたいですよね。
そのために自分でできる準備はしておきましょう。
こちらの記事を参考にしてみてください。